リコーイメージングから年に1度刊行される写真年鑑。 昨年に引き続き、掲載となった。
50年の歴史を持つこの写真年鑑も、今回をもって休刊となる。その最後に掲載となったことを嬉しく思う。
作品解説では、「この方は鳥取空港を専門に撮っておられる。」とフォローいただきました。Tさん、ありがとうございます。 さて、その作品解説で「タイトルの"Calling!“とは?」という問いかけがあった。「航空用語か?」との推測もあったが、そうではない。
“calling"を辞書で調べると「(神の)お召し」という訳がでてくる。そのほかに「天職」という訳もあり、「天職」とは「神から呼ばれた才能を発揮すること」という語源もあるらしいと、何かで聞いたことがある。それ以来、薄明光線が一筋の光となって降り注ぐ様を見た時にこの単語を強く思い出すのである。
今回の作品では、まさに神から呼ばれたように光が機体へ降り注いでいたので作品のタイトルとして使うこととした。
写真年鑑では、作品が掲載されるだけでなく、このように作品解説をしてくれることが次も掲載されるよう精進しようと言う気にさせてくれていただけに休刊となることが大変残念に思う。 またいつの日か、復刊することを願う。